火ノ丸相撲 106話の感想をつらつらと|週刊少年ジャンプ34号

週刊少年ジャンプ 34号の「火ノ丸相撲 106話」の感想です。
つらつらと書いていきます。

毎週ジャンプは買って読んでいるのですが、
個人的に火ノ丸相撲は大好きな作品です。

スポーツの世界では身体(フィジカル)の強さは、
必要不可欠です。
相撲も例外ではありません。

むしろ、無差別級の相撲は体格に恵まれているかどうかが、
勝敗を決する要因として占める割合は大きいです。

主人公の潮火ノ丸は、小学校の時は次世代の横綱候補として、
期待されていました。

でも、中学校から体がデカくならなかったんです。
中学校と言えば、
これから成長期でガンガン身長が伸びる時期です。

周りのライバルたちは順調に体を大きくする中、
火ノ丸は身体的ハンデであることを跳ねのけ、
「心の力」だけで乗り切っているのです。

普通だったら辞めちゃいますよね。
ハンデを背負うだけでもスポーツは不利になるのに、
それを物ともしない精神力が凄いです。

相撲が好き。
好きな相撲だからこそ、一番になる。

誰よりも自分が相撲好きだと言わんばかりの心は、
元不良リーダー・五條を改心させ、
レスリング部で国体優勝の経験を持つ國崎を相撲の世界に引き込み、
初心者で体も小さい三ツ橋の入部を決意させました。

ジャンプの主人公キャラはこうでなくちゃね。
っていう感じの、強い信念のあるキャラが好きです。

さて、火ノ丸相撲 105話は、
大太刀高校相撲部のマネージャー・堀千鶴子の回でした。

堀千鶴子って、
やっぱり連載開始時の電車内で火ノ丸に助けてもらった
女の子だっんですね。

当時は、眼鏡女子のイメージしか無かったので、
再びマネージャーとして入部してきた時は「まさかね」くらいの
印象しかありませんでした。

火ノ丸に憧れて入部したのは口実で、
他の誰かに思いを寄せていると思った人もいるみたいでしたが、
直球でしたね。

このド直球こそ火ノ丸相撲だな~と感じます。

先週の最後のコマで火ノ丸がでてきたときの安心感。
ダチ高メンバーだけじゃなくて、読者も感じましたよね。

さて、全国大会の団体戦3回戦の相手は兜山高校。

兜山高校には悪いですが、
今回は復帰した鬼丸に会場中が注目しています。
昨年度の高校横綱天王寺獅童と熱すぎる対決したあとなので、
当然の反応です。

さらに、火ノ丸不在で金沢北高校に圧勝したですから。

こういう弱小チームが特訓を経て、
全国の猛者どもと戦う漫画って良いですよね。

今週は試合の描写のシーンより、
ダチ高メンバーと坂道ダッシュしているシーンで、
率先して先頭を走っている火ノ丸が、
ちらっと皆の様子をみてるとろこが印象に残りました。

ベタな展開は連発されると白けますが、
スポ根漫画はむしろ歓迎です。

最後に、
堀千鶴子さんはポロッと火ノ丸に対しての思いを漏らしましたが、
ヒロイン争いにも注目ですね。

でも、火ノ丸って恋愛は絶対に疎いですよね。
まあこれもベタな設定です(笑)

天王寺との一戦で気づいたことって何でしょう?

来週も楽しみです♪